言葉とはほんとに面白く難しいです。
ある人達の(会議)での会話に、ツッコミたい気持ちを抑えて耳を傾けていました。
上司「そう言った意味じゃ時代に合わせたやり方だよね…」
部下「結果的に時代をつくってますよね…」
上司「そうだね、そういう流れになってきてるもんな…」
いやいや…何を話してるんだろか?
コロナ禍のなか、それぞれがいろいろな対策を模索している。
ちょっと他ではまだ見聞きしない対応策を会議でプレゼンしただけで、何を天下取ったことを言うか…笑えてきちゃいました。
時代に合わせるってのは先に起きている出来事がスタンダード化されたかされつつあるかに対して適応し対応策を出してるだけ。
結果的に時代をつくるってのは後からわかることで、途中経過で語ることでは無い。ましてや時代をつくるってのはそんなに簡単なことじゃない。
ましてそういう流れって…そりゃブームですよ、流行!
時代をつくるってのはその当時においてもっと激しく難しいことが背景にあるんです。
だから、何が起きても…
あれはあの事(人)が始まりだよね!
ってなるようなことですよ。
メジャーリーグの日本人の活躍って、やっぱり野茂英雄からだよね…
とか
外国人力士って言えばやっぱり高見山外して語れないよね…
とか
やっぱりJリーグって言えばキングカズじゃね?
とか…
パソコンだってクラシック音楽だって自動車だって…
とにかく何かの転換期を先導したモノが時代をつくったと言うんです。
コロナ禍の対策ごときで時代をどうこう言ってるその上司部下の会話は笑えたというか聞くに堪えないというか、年末の笑ってはいけないシリーズばりにお尻叩かれる気分でした。
これからもいろいろな変化が生まれてくるでしょう。そしてその中のいくつかはスタンダードとなることもあるでしょう。
前人の会話を借りるなら、そういう生活の変化を余儀なくされるのであれば、その時代はコロナがつくったのです。人類は対応してるだけ。
気持ちが合ったのかどうかは定かではありませんが、その2人のさらに上役と目があってしまった私…苦笑いしてるのが移ったのか、お互いに苦笑いしあってました笑
単なる言葉遊びと侮るなかれ…そういったところに本質を見透かされるのです。
これは私も重々気をつけているつもりですが、完璧が無いのも言葉のチョイス。人の振りみて我が振り直すでございます。
ではまた次回😁👍️