線状降水帯
(せんじょうこうすいたい)
次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50〜300 km程度、幅20〜50 km程度の強い降水をともなう雨域」(気象庁が天気予報等で用いる予報用語)
地震…
台風…
疫病…
噴火…
大雨水害…
当たり前と思っていた生活が、アッと言う間に当たり前ではないのだと思い知らされる自然災害。
その都度、人は人を支えようという感情がおこり、同時に他方では自分が最優先という行動が芽生え、双方向に摩擦をおこします。
この出来事を忘れてはならないと風化を危惧し活動するものもいれば、苦難を乗り越え忘れることにより先に進もうと切り替える生き方もあります。
忘れてはならないのは、災害は必ず起きるのです。過去も起きて、今も起きて、これからも起きるのです。
ここ数年は北関東も鬼怒川等の氾濫決壊で同じような災難に見舞われました。自然は大切なものを躊躇なく呑み込んでいきます。
北九州の水害のニュースを観るにつけ…心が痛みます。
75歳の女性のインタビューが私の心を震わしました。
「何と言っても命があってよかった!もう、これに尽きますわぁ。大変だけど、命あったんだから先ずはよかった!とにかく前に進むしかないからぁ。前に前によ!笑笑」
元気を贈りたいのに、まるで小さい事で心に余裕を失する自分が逆に元気もらっちゃったようで、申し訳ないって思わせていただきました。
何があっても命があれば…
何があっても体が動くなら…
時にその他はかすり傷!
現地はまだまだ予断が許さない状況が続いている様ですが…どうか小難、なるべく無難にこの先を過ごされますように祈ります。