気分は常々(じょうじょう)

晴れても雨でも今日はやっぱり素晴らしい!考え方ひとつで気分は常に上々!

全数と標本…🧐🧐😤

全数調査、標本調査…その言葉の意味は読んで字のごとく、全数調査は全部漏れなく調べましたっていうこと。分母は全て。また、標本調査はある程度の集まりをピックアップして分母とし調査すること。

 

言うまでもなく…全数は確定、標本は確率と考えてもまぁいいんでしょうね。

 

全数はその調査対象の持つ真実をあからさまに表現するから、まぁおそらくツッコミ所もなく、なるほどと思わせる力が強烈にあるが、逆に大きく手間と時間がかかります。国勢調査はその全数調査の一例です。

 

一方の標本は、その調査対象の抜き取り方にわずかでも偏りが無いようにしなければ、意図的なデータの抽出もやりやすいです。しかし、手間、時間は全数よりはるかに少なく済みます。

 

ABC分析は全数調査です。カテゴリー別に分析するなら、カテゴリー内の全体数が分母になります。

利用(来店)者の男女比や年齢比も全体数が必要です。時間帯なら時間帯の全数が要ります。

 

アンケート等から分析するのは標本調査です。アンケートに参加してくださる方々の偏りを見詰めてデータを起こさないと全く意味が違ってしまいます。そもそも、そのアンケートはどんな人が利用しやすいか、手軽か細かいか、プレゼント等の福利が魅力的で参加したのか、など、なかなか読みづらい背景をしっかり押さえておかないと、結構アバウトな結果に振り回されます。

 

全数調査は勘が鋭い人と対立した意見を実証する時、または逆にその勘が真実である裏付けには強力な実効力があります。

 

標本調査は、何かこうボヤァっとしたイメージを解釈しやすいように導く時の推進力になります。

 

言わば、なんでもかんでも全数調査してたら無駄が起き、なんでもかんでも標本調査してたらイメージから抜き出られないとも言えます。

 

どうやってこの考え(企画)を伝えるか…そのひとつにデータの使い分けも大切な能力なのです。

 

今日はここまで😊👍️