安倍政権…7年8ヶ月?そんなに長いことやってらしたのですね。
私の勝手な解釈による分析ですが、この安倍さんの特徴というと…
期待をさせ続けた!
ということだと思います。
期待をさせ続けた…というのは、結果が伴っているとは限りません。
例えばアベノミクス政策…これ、結論からすれば企業の株価が上がり、ある意味功を奏したかのようにみえますが、どうですかみなさん?潤った気がします?我々庶民にはなかなかその感覚を得ることはできませんね。しかし、株価上がったところで…
これから涓滴(けんてき)のように浸透する
というような表現をされ…お!これからいよいよか、もう少し頑張ろう!
なんて期待して辛抱してきた訳です。
ロシア、中国、韓国等、何かと外交的に摩擦の多い国との関係も、どこか強気の安倍さんにエールを送ることもありましたが、結果何かが劇的に変わった感があまり見受けられない。拉致問題しかり、改憲問題しかり…。
特措法はうやもや、森友加計問題うやもや、コロナではグダグダ…。
でも、結局我々はどこか諦めながらも期待してきちゃったんです。何故なら小泉さん退陣の後コロコロ首相が変わってた時のフワフワした政治に辟易(へきへき)してきたから。経済は右肩下がり、外交はナメられっぱなしで強いリーダーを欲していましたね。
そこで、安倍さんの初期のいろいろな色をした花火を見て、支持率高く期待はMAX!
でもこの期待ってやつは、良くも悪くも結果が出ると、必ず次を欲したくなるものです。次、次、次…そんなに問題って簡単に解決できません。解決できないと支持率が落ちたり探られたくない腹を探られたり。
安倍さんは、森友加計問題等、痛い腹を探られても知らない顔で、それより関心高い経済を全面に…
ほら、もうちょいだよ!もうちょっとで潤うから!みんなで力合わせて頑張ろうよ!
って炭火のように目立たないけど熱が強い火をずっと焚き付けてきたわけです。
これって、経営者及びその周辺幹部はよおーく見定めておくべきことですよ。
会社の根本的かつ将来的な重要方針を、現場組織末端の一般スタッフが変えることなどそうはできません。さらに現場に対して出しやすい結果ばかり求め続けると、やはりそれはそれで単純な対価を求められるのも必至。
将来こうなりたいっていう会社全体のビジョンは、ある意味において簡単じゃ無いから続くのかもしれません。もうちょっとだ!って焚き付けられる方が頑張っていけることもあるかもしれない。
ただし、いつまでも結果出せないとスタッフにソッポ向かれますが、もうちょっと頑張れば、こんな良い結果や環境、役割ややりがいが手にできるって期待させ続けることが大切なのかもしれませんね。
長期安倍政権(内閣)の手法(ま、そうなっちゃったって結果論も結構あるでしょうが笑)は経営陣の側面、国民は現場末端スタッフと置き換えるとどことなく安倍さんの期待させ続けた長期政権は参考になります。
期待ってモチベーションの源ですからね。
今日はここまで😊👍️