なぜソニーは好調なのか?「選択と集中」という幻想(毎日新聞) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201205-00000008-mai-bus_all
あれは今から10年以上は前になりましょうか…。
その頃には『選択と集中』とテーマに絞れば、小一時間は講釈(講義)できたものでした。
でも、この頃から私は『選択と拡散』というキーワードをお話しておりました。
まぁ、捉え方により言葉は百通りの姿を現しますので、言うなれば屁理屈と紙一重ではあります…が。
もちろん選択は大切です。何も考えないで商売するのは、目隠しして射撃するようなもの。当たってもまぐれ(奇跡)としか言いようがありません。
何をどう選択してアクションするかは絶対に前提として存在しなければなりませんね。
で、選択と集中ってやつはレッドオーシャン(またはその過程の真っ只中)での守りの考えとも言えまして。
私が思うに、さらさらのブルーオーシャンでは、その海(域)を選択したらどんな魚がいてどんな餌が食いつくのか、とにかく良い意味で「誰より先に散らかしておけ!」でこざいます。そうして他の誰かがその海域に興味を持つ前にその大漁ポイントを押さえ込み、そして集中(投資)、今更ちょっかい出せないように縄張りを主張するか、またはもう旨味の無い程に資源を取りそっとそのポイントを去るか…ってのがよろしいかと。
すごく雑で汚い話に聞こえるかもしれませんが、それがビジネスです。
特にこの情報のスピードが強烈に速い現代、うかうかしてるほど綺麗な海はそうそうありません。
先述したやり方は弱者の戦略として大変有効であり、強者にも化けられるチャンスです。
レッドオーシャンの中には、ある意味浄化されてブルーオーシャンになっている海もあるかもしれないですしね。
コロナでビジネスの海もその生態系が大変化しています。
ピンチはチャンスとはまさに今の様な状態かもしれませんね。
今日はここまで😊👍️