達人の領域まで極められた町中華職人のスキの無い鍋さばき。 - YouTube
見事な鍋さばき…。
いやね、その道のプロから観たら色々と異論反論あるかもしれませんが、当方素人なもんで、素人目で無責任に語らせていただくと…。
昔は、味がしっかりしてればサービスとか値段とかはその次の問題でした。何故ならば外食そのものが晴れの場(特別なこと)だったからです。晴れの場を満たす優先順位は、金を出すなら美味しくなくちゃ…ですから、多少店主の態度が横柄だったり、商品提供したらお客さんのすぐ側でテレビ視ながらタバコ吸ってても誰も文句言わなかったのです(昭和って本当にそういう店が普通にゴロゴロあったんですよww)。
でも、現在の飲食業界はそれでは足らずたくさんの要素の掛け合わせを評価されます。
特に…味、値段、接待、そして店の雰囲気はとても評価対象として上位になります。
私のようなプロデュース畑の出身だと、もう先に張り付けたリンク動画のようなファクターは、とても放置できないネタでありまして…www。
料理番組がなぜにこれまでたくさんあるか…昔と違って、そこそこの調理アイテムはプロのそれと近い、または同様のモノが手軽に一般人が手に入れやすい時代になったからですよ。もっと言えばプロの味に近い味が家庭でも手軽に手に入るようになったからです。プロの味がご家庭で…っていう冷凍食品や調味料、また調理器具が増えてきた…そこがショルダーネームとして消費者のハートを掴む鉄板だと気づいたのでしょう、でも、それはまた限界も示しています。
超強火力の中華ガスレンジは流石に家庭には用意できませんよね。そしてそれが家庭で出せない究極の差を支えている。
持論です、持論ですが…そこを見せる(魅せる)ところにとてもブルーオーシャンを感じるのです。
高視聴率を誇った名番組「料理の達人」…あれはキッチンスタジアムという当時は珍しい強烈な環境コンセプトが視聴者の心を掴んだと思えます。何せ、私自身そのコンセプトを参考にいくつかプロデュースしましたし…。
何故か…手に届きそうで届かない世界にウキウキとした満足を得るのです。
ドラマだってそう…そんな世界あるかよ!ってのもおもしろいですが(怪獣モノ、魔法モノ)、やはり恋愛モノや会社や刑事モノが根強い人気があるのは、自分では本来無い世界がなんかありそうってところに心惹かれるのではないでしょうかね?
飲食も同じ…やっぱ店のにはどこか敵わないな!って思わせるには、反面としてチラッと見せちゃうのがいいんだと思うんですよね。チラリズムって感じ?www
見せたって実はなかなか真似出来ないって所がエンターテイメントって時代だと思うのです。
お玉で調味料をサクッサクッと合わせていくところが昔からすごくかっこイーって思ってましてwww
あれってエンターテイメントだなぁってしみじみ思えます。それを見て出来上がった料理は、すでに味が確変上昇してます。
そんな時代を感じます。
今日はここまで🧐😳😁