優れたリーダーが、“失敗した部下”を一切「責めない」理由とは?(ダイヤモンド・オンライン) https://news.yahoo.co.jp/articles/eab5c59c13e99771b68a9a97eb607c4b641d6fa2
私の担当したバイジングの現場でのことです。
とにかく2つの改善が必須でした。
1つには、ここの現場管理者…とにかくちょっとでも忙しくなったりトラブルがあったりすると、即座に顔つきが怖くなり、スタッフへの言葉や態度が厳しくなっていきまして。
大きな声を出すわ命令口調が増えるわで、スタッフも明らかに萎縮しているのが手に取るようにわかります。
私はこのようなタイプの人間は、褒めるなら責任感が強いとも言えますが、はっきり言ってプライドが高い割に器が小さいと判断します。
つまり性格からくるものなので、注意や指導で直るモノではないのです。
忙しくなったら怒鳴れば手が早くなるのならまだ分かりますが、そんなわけない。ならば、先ず誰よりも冷静にその状態打破を読み取ることが管理者の器です。誰かを責めるなんて言語道断、結果は全て管理者の責任ですよ。だからギャーギャー騒ぐなんてもってのほか。常に冷静に、常に穏やかに。
それが、いざの時に頼れる上司像となって部下の厚い信頼を得るのです。
逆に手が遅くなるかもしれない萎縮推進行為は百害あって一利なし(まぁ、その怒鳴った人の気がすむのなら一利はあるのかww)と言えます。
で、こういうタイプはプライドの高さが邪魔をして、隠蔽体質でもあります。
2つめの改善点はここ。
定期的な上層部の現場チェックなどあると、そらもう慌てながら掃除整理整頓、数字合わせに余念がありません。
バカなのは上層部も、暇な時間を見計らって訪問する始末。
暇な時間に訪問すれば管理者は時間があります、ゆとりがあるので穏やかに上層部指導を受けるのです。しかし上層部さん、その人(現場)は普段通りではありませんよ!ww
そこを見抜いているならまだしも、ケロッとチェックシートに○をつけたりして…そうです、この部下にこの上司ありで、とにかく見た目がいいならそれで帰れる的な緩い上司だともう破滅的なことであります。しかもどうでもいいことをグダグダ話して、現場はそれなりに動いているのに邪魔なだけ。
本当の姿を、いつもの姿を見てもらい、できれば忙しいときに、客観性のあるチェックを自ら求めていくような現場管理者は、決してカッコつけてません。そして、冷静沈着、穏やかであることが多いですね。何より、こういう管理者は部下に慕われます。
とにかく、ワーワー騒いで部下の手を逆に遅くさせる人は管理者としてはちょっと?です。
言葉や小手先のテクニックよりも、しっかりと部下が自ら支えようとするような上司とは、自分に厳しく、人に優しいということですね。
今日はここまで😁🖐️