身を削り 人に尽くさん擂粉木(すりこぎ)の その味知れる人ぞ尊し
曹洞宗大本山永平寺の台所に擂粉木があるそうで、その傍らにこの古歌があるとのことです。私、行ったことが無いのであくまでも聞いた話ですが…。
さて、他の為に奉仕していくこととは、すなわち己の身を削ることでもあります。してやった、やってやったでは奉仕しているとは言えません。礼があろうが無かろうが喜んでくれるなら、その方に利があるのならと取り組むことが大切と教えられます。そしてそれはいつか自分に良いカタチで必ず戻るのです。
逆もまたしかり、相手の不平不満を増長することばかりを行っていれば、当然に悪いカタチで戻ってくるのです。
至極簡単なことであるがいざ取り組むとなるとこれがとても努力がいるのです。
昨日のゴールは今日のスタート。
貴方の擂粉木のように献身的な取組みが、わかってくれる(その味がわかる)相手との関わりは大きな宝でございます。
戻りを期待するのではなく戻りを感謝する…それが活き活きと生きていく秘訣だと2500年も前から言い伝えられます。
実れば垂れる稲穂、建物の剛性は基礎次第、善因善果悪因悪果…。
お天道様に堂々と顔を向けられる人生を歩めるよう、共々しっかり身を削り精進して参りましょう。
今日はここまで😊🖐️