企業が成長するにあたり、ターゲットが変化していくことが多々あります。
ターゲットの変化において前提とされること…それは何を売るかが始まりとなるでしょう。
これぞというものを売り出す時、それはどんなモノを売るか(どんなところがウリか)を徹底的に考えますよね。
そしてめでたくもその商品が市場の支持を勝ち得たとします。
これで安心だぁ…と落ち着いてしまうと、おそらくお客様はゆっくりと離れていきます。
飲食店で考えますと…。
お客様というのは、基本的に飽きやすく新しいモノ好きでありますから、似た商品と似たやり方で、どこかひとつ更にメリットがあればそちらに流れるのは当然の理屈です。それでもやはり戻ってきてくれれば何よりですが、その一段上のメリット(味や値段等)が強ければそのまま流れっぱなしになります。
相手(競合)に完全勝利するなら、常にトップ商品だけは負けるわけにいきません。
ですが、そこは相手も当然考えること…。爆発的に商品価値に開きがある勝利ならまだしも、なかなかこの世界もひしめき合っていることも事実。
美味けりゃいいとか安けりゃいいとか、そういうイチ側面だけでは勝ち残れないのです。
すべてにおいて勝ち上がらねば、例えば5戦中3勝2敗的な感じでは勝ち上がれる保証が薄すぎて眠れないってもんです。
そこで…商品の質(味)や価値(値段)と密接に関わり合うのは、誰?って側面です。
この誰?って側面…要するにターゲットですが、最終局面というんでしょうか、この勝負は負けるわけにはいかないんです!と川平慈英さん並の熱い勝負所においては、味やプライスやセット構成とかの土台になるのは誰が?っていう相手の存在そのものなんです。
ここはターゲットそのものがぼんやりしている(ターゲット自体がぼんやりしている要素に入るくらいシビアな詰めどころ)においては、もはやさらにその向こう側まで突き詰める必要がありますよね?
そこで次の手段がペルソナマーケティングって手法でございます。
徹底的に突き詰めると、そこには明確な買い手が現れるということです。
明確な買い手が見えればその明確な買い手そのものだけは絶対に手放さないという努力に集中できます。
そしてその明確な買い手をゲットできたなら、その友達、またはその家族、またはその職場の方々…とさらに明確な狙い目が自然に拡大し現れてくるのです。
これを文言にするととても難しく見えてしまいますが、結局というか結構というか、普通に創業においてはやっていることなんですね。
頭脳明晰かつ冷静な経営者は、フルで各年代の取り込みなんてできるわけないと認識しているからです。
どこを固めてどう広げるか…くらいは普通にやっています。やっているはずです。
では、どうして競合との戦いが激化しやすいのか?…。
それはターゲットを真似されるんです。
ターゲットの真似はなんとなく真似できます。
が、ペルソナの真似はなかなか難しいのです。
会ったこともない人が、まるで存在するんじゃないかと思う位バーチャルな人物像の共有なんてできますか?できるわけない。
だから、ペルソナとは完全版の自社バーチャルカスタマー(ww要するにウチでしかわからない仮想の狙ったお客様)なんです。
これは競合にも読み取れませんwww
そこから周りを固めていくので精度が高い…とまぁ、そんな学問なんです。
ペルソナマーケティングのプロになるなら学者にでもなれっ!ってな訳ですから、その出来栄えの品評は不毛なんですが、ま、知っていたほうが頭のマッサージにはなりますね。
ちなみに、基本的なペルソナの押さえどころはこんな感じでございます。
・名前
・年齢
・性別
・家族構成
・血液型
・職業
・年収
・学歴
・趣味
・休日の過ごし方
・インターネットや SNS の利用状況
・好きな食べ物
・好きな雑誌
・好きな映画
・好きな音楽
・好きな芸能人
まぁ、さすがに私もこの全て押さえて考えることはしませんが、ペルソナの上級者はさらに細かく設定するらしいですよww
ま、今日は何がから誰にのバージョンアップデートの話でございました。
ご参考に😁
今日はここまで😊😠