職場にいる「考えるクセがついている人」と「考えられない人」の決定的な差とは?(ダイヤモンド・オンライン) https://news.yahoo.co.jp/articles/c356813aef3b6b4b58969be7b38bf9d861f4a145
ペルソナ手法(ペルソナ…企業や商品の典型的なターゲットとなる顧客像のこと)とかコンセプトメークとか、そういうのはこういうクセがある人でないと、なかなか完成できないものであります。
講義やご指導させていただくにあたり、私が最優先していることは、考えることのクセ付けであります。まぁ、クドいほど反復させますね。そのために(あ、ちょっとネタバレ?笑)情報という情報を、無造作的にぶつけまくります。そうすることによって、理解しようとする者はいわゆる「論理の組み立て」をはじめます。ここが考えるということのクセ付けにはもってこいの意識であります。逆にその場しのぎで流す者は、これはすでに思考の停止と逃避が始まっているので、笑えるくらい身につきませんね笑
完璧に身につけることなどできません。仕事っていうのは、どこか…
速く済ませる能力(ちから)
よりも
早く手に着ける意識(やる気)
のほうが割と良い結果を導いてくるのであります。
グダグダ考えている暇があるなら早く始めちゃいなさい!ということですが、ここは落とし穴。
普段から考えるクセがある人は、考えないんじゃなくてちゃんと考えるのです。そして、普段から考えているから、問題発生に対してもグダグダとは考えないんです。
頭の中に生まれるいくつかの解決策をサクサクと選ぶだけだから、着手が早い。
仕事の速い人ってのも内容によっては特定の段取りに対して速いということであり、それは着手が早いこととは異なりますね。レールがあれば速いという人とレールを見つけるのが早いという感じでの差というのかしら。
先に述べた、割と良い結果を導いてくるというタイプの人は、スタートから進捗のチェック、差違の時のコントロールの一連動作が早いのでありますからやはり有利と言えましょう。仕事が速いってのは、もちろんその能力も高いのでしょうが、やはり速く完結するだけの背景(環境や動作「オペレーション」等々)がそのバックアップをしていることが割合として大きいのであって、やはり速さは早さの恩恵があってのこととも考えられます。
つまり、着手が早い人で結果を残す人は、割と理屈は先付けしていて行動しているということです。パッと見では後付けしているように見えますけどね笑
あくまでも結果を残す人の場合ですよ、何も考えが無くてただ言われたからやるってのとは全く違いますよ。
一方において普段考えの無い人は、いざミッションが降りてくると、できる理由よりできない理由が先に頭に浮かびます。そのできない理由を消化して初めてできる理由を模索し始めるのです。だもの時間をかけて整理整頓して、しかして後アクションするのだからそりゃ仕事も速くなるでしょう。さらに言うなら理屈も先付けのようで完全なる後付けであります。時間や投資を全部解決してから「できます!」ってのはもはややる前から結果をお届けしたようなものであります。
ただし、そういう人財も必要なんですよ、誤解なさらぬよう。適材適所ということであって、そもそも考えられる人は管理者向きだし、与えられたことを確実にやるというのは現場向きであるという、ただそれだけの差であります。人間性の優劣や仕事の優劣を語るものでは無いのでそこはよろしくおねがいします。
ただ、危機管理能力における側面においては完全に考えるクセが身についている人が断然有利ですね。これは間違いありません。いざ災難が起きて、とにかくパッと動ける人は助かる確率高いですが、さぁどうする?って聞かれてから、ど〜しよう〜どこ行こう〜とするタイプはかなり生存率落ちます。ま、そういうことでしょう笑
とにかく、早く動くには普段から考えるクセが大切…これに尽きますね。
今日はここまで😄👍