場所の場…。
ここぞって勝負所でよく使われる漢字であります。
正念場…
修羅場…
土壇場…
山場…
いよいよ大詰めって局面、大一番の流れ…と、まぁ言い方とその本来持つ意味合いは若干の差はあるものの、自分の立ち位置、まさに立場がどうであるかを知れば、その言葉の選択は正確になることでありましょう。
ちなみに、正念場と修羅場は背景に仏教が潜んでおります。正念場は正しい祈りから働く知恵知識の発揮場所(タイミング)、修羅場は戦いの化身同士である修羅王と帝釈天の戦場の有り様、土壇場は江戸首斬り台の盛り上がったところからもう後が無しって切羽詰まった感じの意味、山場とは盛上りの絶頂…そんなところでしょうか。
あなたが今、何かの重要な局面を迎えていると感じたら…それは修羅場ですか?土壇場ですか?冷静沈着にしっかり乗り越える想いで取り組むなら…正念場、山場と捉えたいものです。
正念場と山場には明るいイメージありますから。
お釈迦様は現世から身をお隠しになる(人間的に言えば亡くなる)時(涅槃)、弟子達に最後の最後こう言い遺しました。
「今までよく頑張った、これからも変わらず努め励めよ」
変わらず努め励め…何があろうと先を明るく、慌てず冷静に落ち着いて、今までの知恵知識経験を最大限に活かしこれからも同じく精一杯取り組む。それが今、結果になろうとなるまいと、この先必ず活きる(活かせる)ことを信じて、変わらず日々努め励む。
生きることの喜びの根本はこれがあってこそだと信じます。
今日はここまで😁🖐️