イーロン・マスクの「リーダーシップスタイル」を心理学的に解説(Forbes JAPAN) https://news.yahoo.co.jp/articles/aa8844c1cc1f2e9b51c100c126296254785ac6e0
経営に正しいとか正しくないとかの白黒は無い。
あるとするならば、継続する経営が唯一正しいとなるでしょう。
経営状態が安定していると思われる時が本来最も大切なチェックポイントであります。安定には必ず悪い虫が潜んでいると思っていても構わないのです。そこを見つけ潰せるか、そのままひっそりと悪条件を進行させているかで、業績ってのは覿面にその姿を現して参ります。
どうにもならない状態なのに、まだ大丈夫だと思いこんでしまう…それは旧態依然の者達が信じ込む悪い神話のようなもので、実際はかなり悪化が浸透しているというのは必ず後から気づくのです。
そこで変革を起すものが現れたとします…当然旧派閥は抵抗勢力となります。悪い状態を放置または進行させた者たち程、権益を守るが如く抵抗勢力となっていくのです。また反面、変革する側も力でねじ伏せるか納得させるかの二択または双方の落とし所を背にすることとなります。抵抗勢力はそもそも内的な要素に悪を感じていないことが多いのですから、そりゃ簡単には腹に落ちません。さぁ、力か理解か駆け引きか…となりますよね。
まぁ、だいたい力がモノをいうでしょう…まして急を要する場合は回り道ができないのですから力ですよね。
Twitterの場合、マスク氏は、全員で沈むか生き残りたい人だけ船に残して軽量化により沈没を防ぐかという二者択一をスタッフ自身に判断を預け、そして実行した。
悪か善かということより、Twitteという新しい文化の存続とその未来への存在(利用)価値を尊んだことによる短期的な踏み絵を表面化し(ドライに言うならば)処理したということでしょう。
大なり小なり、いつの時代にもある存続か消滅かなのです。中小極細企業なら普通に耳にする切った張ったが大手になるとこれだけ影響のある大騒ぎの出来事だということ。
調子の良いときに最大限の危惧を背負い、しかしながら僅かの慣性でも起こす前進を止めず、調子が落ち着いたときに迷わず立ち止まり積極的に変革を求め、調子の悪い時こそ冷静に莫大に分析(企画)する…私は変わらず主張しているアクションパターンです。
調子がいいからと身の丈に合わない出店を繰り返し、業績悪化で立て続けに閉店をし「ヤバいので店に来て」なんてポスターを貼り…
業績が落ち着いても俺に間違いは無いと現場の見直しもせず正確な見通しも明かさず今まで通りやればいいんだと精神論を優先し…
調子が悪くなると安売りや値下げなどの過剰なサービスで集客を試みて費用対効果も皆無の無駄を執拗に繰り返す…
中小極細企業における大概の消える企業は、この後者のパターンをほぼ正確に踏襲するのですよ。
今回のサッカーワールドカップで、ドイツに大金星をあげた日本代表の監督である森保一さんは、この日まで代表選出や戦略の部分でたくさんのサポーターからの非難や誹謗中傷を浴びていましたが、ドイツ戦の後は掌返しで
森保監督、すみませんでした!
森保監督、もうあなたを信じます!
森保監督しか勝たん!
などの謝罪及び称賛のコメントが瀑上りしたそうですが…。
そうです、そもそも監督(経営者)なんて孤独が友達、孤独がグルメ!
マスク氏もきっと思っているでしょう。
勝算と称賛はすべて我に有り!
迷わず進め、行けばわかるさ!
あ、すみません、猪木イズムが感染しちゃいました笑
マスク氏も森保監督も、今がどのような状態で、過去にどのような運営がされて現状に至ったか、そして未来はどうするべきなのか…
それしか考えてないですよ、大枠としては。
そこに大中小極細企業なんていう枠はあまり意味を持ちません。
この記事、ちょっと難しくみえますが、どう理解するかもあなた方読者それぞれの中にあるのですから、何かを掴めたらそれで良いかと思っております。
今日はここまで😑👍