「乃が美」と「いきなり!ステーキ」の共通点は何か 両社がハマった沼(ITmedia ビジネスオンライン) https://news.yahoo.co.jp/articles/390d781986cc46ee21eef39ebb6520c542500490
鈴木雅之風に言うならば…
違う違う、そうじゃそうじゃない〜
と歌いたいくらい笑
もちろん、体験満足型のユーザーをいたずらに増やしちゃったってことは否めませんが…。
私に言わせれば、弱者と強者の攻め方をごちゃまぜにしちゃったからなのよ!
コンサルは後出しでもっともなことを言うけれど(別に肩を持つわけじゃないが)実際はどちらも単純に高級だけを狙ったんじゃなくて、手軽に手の届く高級路線ってやつををチラ見させながら展開していってたってんだい!おみやげでもお持たせでも家庭でもいいって商品…誰しもあまりにも高級だったら最初から手が出ないもの…店があろうとなかろうと、かなりのコア消費者しか利用しないよ。皇室御用達的な!
コンセプトの崩壊に関しては、崩壊しちゃったみたいな表現っぽいけど、崩壊させちゃったってのが正しい。芯のコンセプトはまだ活きてます!
あくまで攻め方の失敗!
先ずは弱者の戦略!とにかく真似のできない展開を確立させるのが最優先!完全に模倣排除を確定させるには、同業他社に真似させてコケてもらうのよ!そして満を持して強者の戦略にシフト…全国でも世界でも行ってらっしゃい!って流れが正解。
高級パンって言うけれど、そこまで強烈に高級ってわけじゃなかったよ。言うなれば手の届く高級であって、そこが守りどころだった。もっと高級もあるんだもの、そういうのは逆に店舗展開しないで収まるし笑
ステーキだって、高級ではなく手軽にひとつ上の質を提供ってのがコンセプトのはず。
似たようなコンセプトの同業他社で立派に地元の支持を得て頑張ってる企業は全国にいくらでも存在するんだわ!
強い企業は逆に目立たずこっそりと大胆に稼いでるのよ!そりゃ立派に!
まるで市場(消費者)がその質を見抜いたみたいに書かれてるけど、じゃ消費者は最初に騙されてたの?違う!消費者は歓迎したのよ!その新しい利用価値に特別な関係性を求めたのよ!
そこを開発しないでお祭り騒ぎに展開ばかり考えちゃったから体よく真似されて潰しあったのさ。
この筆者の主張だと、まるで高級パンやステーキハウスがこの世からなくなっちゃうとさえ聞こえそうだけど、完全には無くならないですよ。消費者はこのコンセプトとの付き合い方を確定しようとしてる最中に、企業側からその気を削がされちゃったの。宿題やろうと思ってる時にやりなさいって親に言われてやる気無くすみたいな笑笑
今でもしっかりやっている類似コンセプトの同業他社をよくご覧なさい!
どこか、気づくかどうかも果たして微妙なところでどこか、けして真似できないオンリーワンの武器(コンセプト)を隠し持ってやっているはずだから。
そういう努力した企業が本来展開してもコケないやり方さえも確立するのさ。できるならドミナント戦略で地域地域をある程度押さえて、同業他社の模倣を完全排除できてからいよいよ全国展開(強者戦略にシフト)が本筋だったのだと感じますが…どうでしょか?笑
本当…たくさんのスタッフがたくさんの汗と努力を紡いできているのが、わずかな戦略の差でこれほど明暗を分けるこの世界…コンサルならもっともっと冷静に分析して世に出して欲しいもんでございます。
コンセプトの本質は消費者が育てるのだということを…。
この件はもっと深堀りしたいけど、あまりにも言いたいことが満載なんで…
今日はここまで😁😁😁👍笑笑