気分は常々(じょうじょう)

晴れても雨でも今日はやっぱり素晴らしい!考え方ひとつで気分は常に上々!

ナンバーワンかオンリーワンか…☺️😃🙂

いつもネクタイを電話注文されるお客様…その理由を知った職人が涙 「小さな町工場に起きた感動の体験」(まいどなニュース) https://news.yahoo.co.jp/articles/120bc71a5efb7ddbd1e85d2b58b0975a9c3d2195

 

ドライに言えば、お手本のような弱者の戦略と言えますが…お手本のような弱者の戦略だからこそ、強者はそこを崩せないのであります。

 

真似がなかなかできない。なかなかできないとあえて断言しないのは、強者の中にもこの弱者の攻め方ができる人もボチボチいるからですが…。如何せん、強者の環境ではそこが強く活かしきれません。

 

強者とはナンバーワンの取り合い…弱者とはオンリーワンの死守。

 

オンリーワンを欲するものは市場に満遍なくいるわけではありませんが、一定数必ず固定的に存在します。

 

ナンバーワンを欲するものはとても流動性が高いと言えます。

 

どこを狙いそして選ばれてまた結果として認められるかは、実はオンリーワンの方が時間がかかりましょう。しかし、一度獲得したその信頼はなかなか崩せないのもまた事実。

 

その過程が強者はちょっと苦手なのです。しかし、本気にさせたらそりゃ金と人にモノ言わせてギャンギャン投資してきますから怖いですが(笑)

しかし、そのやり方は必ず破綻しますね。

 

そのパターンは皆さんもたくさん見てこられたことでしょう。

 

本来…経済、市場という世界は住み分けが1番安定するのです。お互いの市場を尊重しそれぞれに合ったやり方を侵食しない…想像してみてください、国家だって戦争してるより貿易してたほうが安定してるでしょ?当事国は疲弊していくばっかりで儲かるのは戦争特需に湧く一部の企業だけなのですから。

 

それよりも大手の苦手を武器にして、マクロな部分は大手に任せて…市場を隈なく温める。お金も回るし人も活気づく。そのほうが三方得なんですね。

 

売り手良し、買い手良し、世間良し…バブルの頃はそれが異常に発達してしまい、その揉み返しが未だに日本経済を圧迫しておりますが…本来は適度な景気は誰も損していませんね。

 

それを気づかせてくれるのは、この記事のお客様のように…感謝するべき売り手が買い手に感謝され、売り手の増幅された感謝が不退転の覚悟に変わり、そして大手のできない職人の技術をさらに高め、世間(ネクタイ市場)が存続する…理想的かつ認識するべき出来事だと感嘆する次第です。

 

感動的な話ですねと単純に読み流してはとてももったいない教材でもあり、また商売人のひとつのあるべき姿を現してくれたと思います。

 

今日はここまで😃👍