気分は常々(じょうじょう)

晴れても雨でも今日はやっぱり素晴らしい!考え方ひとつで気分は常に上々!

臨機応変という魔物…🙄😵‍💫🤔

Amazonは“日本企業のように”「気合でなんとかする」ことをしない… 至極真っ当なその理由(週刊SPA!https://news.yahoo.co.jp/articles/b772d3dc66ddc1d85f89980acd6a10e668ac6f44

 

明けましておめでとうございます!

 

ずいぶんサボってましたが、本年一発目のスタートさせていただきます。

 

この記事は面白かったですね。

 

私の同業の一人が、口癖のようにこう言うのです。

 

臨機応変だよ」

 

って。

 

そうしては本来やるべきルールを結構サクサクと変えちゃうんですが、私はこれまた都度、臨機応変と拡大解釈は違いますよ!と、元に戻させるよう働きかけます。

 

ルールができたときにその背景を無視しがちですが、大切なのはその背景なのです。

 

背景なくしてルールは生まれないのです。

 

それを知らず、自分がやりやすいよう気軽に手を加える…あたかも真面目にやってる人達を要領の悪い集まりだと自信満々の始末だったり。

 

だいたいそういう人ってほぼ何か起きると、俺じゃない、私は違う、等々の保身に全力なタイプが多いですね。仕組みを忠実に保持するタイプはその背景や状況を前提に、必要に応じ改善策もしっかりとデータ含めエビデンスに則り提案してきます。

 

ここは間違いないです。

 

前者は、ルールを曲げていうことを原因とされることを恐れ保身に全力、後者はそもそもルールを守ってあるんだから前者のような要らぬ心配よりも、その仕組みの穴を探しますし、当然探したくもなります。

 

私がそもそも頭を痛めることは、その本人(企業)が決めたルールを、その本人(従業員)が破っていてしかも気づかない、指摘しても何もしない、もっと言えば面倒臭いから蓋をしちゃう、ってシーンに遭遇したときです。

 

それでも現場が機能する時もあります。その場合はルールを作った側がその場しのぎの立案と決定をしたとき。

 

とにかく、ルールはルールと厳格に決めたほうが逆に楽なのにと思うことがたくさんありますね。

 

そういう口だけの企業がトヨタの「KAIZEN」を声高々に朝礼等々で賛辞し見習う方針を掲げるとき…現場はそのKAIZENってのをよく知らないよ!と突っ込みたくなること山のごとくあります。

 

同じ大企業でも、例えば航空業界なんか厳しいです。そもそもすべて世界基準だから、世界から称賛されるトヨタの方針ならば、そりゃ水が合うというもの。レンチひとつとっても、誰のがどこにあるべきと決めてあり、人の命の重さが現場のルールとリンクしています。

 

そういう現場では、臨機応変なんて魔の手であって、とても容認できませんね。ペンチ無くして、明日になればひょっこり出てくるんじゃない?なんて整備員の点検した飛行機、あなた乗りたいですか?って話です。

 

小売りだって本当はそういう信頼の上に成立してるはずなのに、まぁルール徹底とはほど遠く、ルール撤退かよ!って突っ込みたくなりますね。

 

で、結局それで問題起きたらまた新しいルールを定められて仕事が増えるってオチです。

 

無駄と緩和は違いますよ。無駄なルールがあるのなら見直しすればよろしいでしょうが、緩和っていうのは、そのルールが負担するリスクを違う何かが担保するから緩和するのです。システムだったり能力だったり。それを清濁合わせて臨機応変って…それじゃルールは絵に描いた餅で機能なんかするわけないですよ。

 

臨機応変っていうのは、定められたルールの判断を越えた事案に発動するものです。

 

機(き)に臨(のぞ)んで変(へん)に応(おう)ず

 

私のブログが、その臨機応変語る者に読まれることはないでしょうが、もし読まれていちゃもんつけられたら、その時は私も臨機応変に対処するつもりです笑笑

 

今日はここまで😉👍